第9回日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会学術大会
学術大会長 井上倫恵
(名古屋大学大学院)
この度、第9回日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会学術大会を2023年11月25日(土)から26日(日)まで岡山国際交流センター(対面・webのハイブリッド)にて開催させていただくこととなりました。
日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会では、性差医療の視点から健康問題を捉え、根拠に基づいた理学療法の構築を促進すべく、学術活動を推進してきました。ウィメンズヘルス領域の理学療法は、産前産後の女性における運動器障害、産前産後や中高年の女性における骨盤底機能障害、女性アスリートにおけるスポーツ障害、閉経後の女性における骨粗鬆症など、その対象は多岐にわたり、女性のライフステージを通じて必要とされます。また、メンズヘルス領域の理学療法は、前立腺摘除術後における尿失禁や骨粗鬆症などが対象となり、ウィメンズヘルスとあわせて発展していくべき領域です。
第9回日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会学術大会では、テーマを「ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法の可能性を拓く」と題し、様々な領域が包含される学術大会プログラムといたしました。本学術大会の開催によって、本邦のウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法領域における学術活動がよりいっそう推進され、理学療法の新たな可能性が拓かれることを願い、準備委員一同、皆様をお迎えする準備を進めてまいります。参加者の皆様とともに新たな知見を学び、活発な討論を通じて交流を深める2日間になることを期待しています。たくさんの皆様のご参加を心よりお待ちしております。